犬が血便は病気や内臓に異常があるかも、考えられる病気について

OSUWARI編集部

2018年4月20日 更新

犬が大便をした際に血が混じっていたとき、その原因が何故なのか心配になりますよね。犬が血便をする原因には様々な理由があります。あまり気にしなくてよいものもありますが、時によっては深刻な症状の場合もあります。しかし、事前にその原因と症状と調べておけば、いざというとき迅速に対処が出来て安心出来ます。血便の原因は何でしょうか?

便秘気味で便が硬くなったとき

硬いウンチで肛門を傷つけてしまうことも。水分をとって便秘対策をしましょう。

あまり水分を取らなかったり、運動をせずに寝ていることが多い時など、食べ物はいつもと変わらず同じものを食べている場合でも、腸の動きが悪くなり、便秘になる場合があります。

また、体調不良などから腸内環境のバランスが崩れると、犬も便秘をします。腸内に長く便がとどまると、水分が足りなくなって硬い便になると、排便時に肛門部分が切れ、血が便に付く場合があります。

この場合の血は、比較的鮮やかな色の血です。便の周りに血が付いている場合は、犬の肛門辺りを見てあげましょう。この場合はあまり心配はいりません。

便秘を解消するには水分をしっかり取り、運動も適度に行い、腸を動かすようにしてあげましょう。

また、腸内環境の改善には、ヨーグルトやサプリメントがおすすめです。
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下痢をしているとき

肛門の皮膚がただれて、血が付くことも。病気の可能性もあるので、2~3日続くようなら病院へ!

犬は便秘だけでなく、下痢をしている場合にも血便が出ます。肛門周辺の皮膚がただれて傷つき、血液が便に付着する場合があります。この場合は外傷による血便なのであまり心配はいりません。

しかし、食べてはいけないものを食べて中毒などを起こして、内臓から出血などを起こして下痢となって、深刻な血便となっている場合があります。この場合は出来るだけ早く動物病院を受診するようにしましょう。

内臓から出血をしているとき

出血が多い場合は、内蔵から出血している可能性あり!早急に病院へいきましょう。

犬は肛門周辺部だけでなく、大腸内部などから出血を起こす場合もあります。ポリープや腫瘍など、できものから出血する場合も。

胃を悪くしている場合は、全体が黒っぽい色をした大便をすることがあります。これらの場合、大便の表面でなく便の中の方に混じっているなど、便全体に血が混じるようになります。

内臓からの出血が考えられる場合は、早めに動物病院を受診しましょう。

また、誤飲をよくするわんちゃんも、飲み込んでしまったもので、内蔵が傷つき出血することもあります。便と一緒に排出すればいいのですが、自然にでない場合は手術が必要なので、一度病院へいきましょう。

慌てないで!犬が誤飲したときの応急処置法

女の子の場合の生理のとき

茶色っぽくなった血液がついていたら、生理の血が付いたもの。

メスの犬の場合で、避妊手術を行っていない場合は、半年に1回程度、数日間生理があります。

犬の場合は猫と違ってあまり自分でなめて処理しませんので、周囲を血液で汚してしまう場合があります。その血液が便についたりする場合があります。

色的にはそんなに鮮やかな赤ではなく、少し茶色っぽいものが便に付着するような感じです。

寄生虫がいる場合

腸内を傷つけられ、血便することも。便や肛門に糸のようなものが付いていたら、虫下しをしてもらいましょう。

 

犬の腸内に寄生虫がいる場合など、寄生虫に腸壁を傷つけられたりしたときに、血便をすることがあり、便に混じって、短く切れた寄生虫が一緒に出てくる場合があります。

この場合は早めに動物病院を受診し、虫下しのお薬を飲みましょう。大体、1~2週間くらい飲み続けると、一般的な寄生虫は全て出るといわれています。

寄生虫の種類と症状

感染病の恐れがある場合

震えや発熱、嘔吐など他にも異常がみられたら、感染症の可能性があります。すぐに獣医師に診察してもらいましょう。

嘔吐を伴い、鮮血の血便が続くような場合は、パルボウイルス感染症などの、命に関わる恐ろしい病気にかかっているかもしれません。

感染症の場合は、血便だけでなく、その他にも震えや高熱が出ることもあります。症状の経過をよく見て、感染症が考えられる血便の場合は、早めに動物病院を受診しましょう。

その際には嘔吐物や便を少し取って、病院に持参します。もし万が一命に関わるような深刻な症状の場合、早い対処をしてもらえます。

肛門腺付近から出血している

肛門腺絞りをしないことで、肛門腺が破裂するし出血することも。定期的に絞ってあげましょう。

犬は便が出やすくなるように、肛門の横から分泌物を便と一緒に出しています。

この肛門腺は便の排泄時に便の一部が溜まることから臭い匂いの原因ともなるので、お風呂に入ってシャンプーする際に「肛門絞り」といわれる、その臭い分泌物の溜まる部分を絞りだすのですが肛門絞りを怠り、ずっと分泌物を溜めたままにしておくと、まれに腐敗して化膿する場合があり、出血を伴う場合もあります。

肛門腺の分泌物を溜めないように、シャンプーの際など定期的に絞ってあげることが必要になります。

お尻を床に擦り付ける行為は、肛門腺絞りが必要です

犬の血便まとめ

血便の血の量が多いと感じたら、すぐに病院へいくこと!

血便は、わんちゃんの病気や体調不良のサインでもあります。ウンチを捨てる前に、必ず健康なウンチか、血が混ざっていないか確認しましょう。

  • 少量の赤い血が混ざっている:「硬いウンチにより切れた」「便秘で肛門がたたれた」様子をみましょう。
  • 愛犬がメスで、黒っぽい血が混ざっている:生理ではありませんか?時期を確認してみましょう。
  • 出血が多い:内蔵が傷ついている可能性あり。獣医師に診察してもらいましょう。
  • 血便の他にも嘔吐や発熱などの症状がみられる:病気や感染症の疑いがあります。すぐに動物病院へ!

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