年齢と共に発症しやすい犬の関節炎の対策・治療

OSUWARI編集部

2017年6月30日 更新

本来、老犬に多い関節炎ですが、今若い犬も関節炎を発症するケースが増えてきています。関節炎とは、痛みを伴う病気です。症状がひどくならいように、病状を良くするにはどうしたらいいのでしょうか。

関節炎とは

関節炎とは、骨と骨の間の接触面を保護している軟骨に支障が出て、関節に炎症を引き起こし、徐々に悪化していく病気です。
進行がゆっくりであることから、初期段階では見落とされることの多い疾患の一つです。

軟骨の成分の減少や関節の負担により、軟骨が摩擦・変形し、動くと痛みを感じるようになります。

関節炎の症状

関節炎になった場合以下のような症状がみられます。

  • 運動を嫌がる
  • 動作が遅くなった
  • 関節の腫れ
  • 関節の変形
  • 触ると嫌がる
  • 歩き方がおかしい
  • 階段を上りがたがらない
  • ジャンプをためらう

痛みがあると攻撃的になったり引っ込みがちになったりと、犬の性格にも影響を与えることがあります。

犬の関節炎対策 – 気をつけるべきこと

関節炎の進行が悪化しないように飼い主が気をつけなければならないことがいくつかあります。

体重のコントロール

あなたの愛犬は肥満体型になっていませんか?肥満は、糖尿病などの病気だけでなく、関節炎を引き起こす可能性を高くしています。体重が足の関節に負担をかけているからです。
愛犬の適正体重を把握し、食事制限をすることでダイエットすることが必要です。

運動不足

運動不足により関節を支える筋肉が衰えることで、軟骨の摩擦が増え負担になってしまいます。
散歩やドッグランが嫌いな子は、室内でもいいので一緒に遊んであげましょう。それだけでも運動になりますよ。
年齢や怪我によって歩くのが困難な場合は、足をサポートしながら歩ける散歩補助グッズを使ってみましょう。

過度な運動

運動をまったくしないのも問題ですが、運動のさせすぎもかえって関節の負担になってしまいます。適度な運動を心がけましょう。

犬の関節炎対策 – 軟骨のサポート

軟骨の生成を促し、関節の損傷を引き起こす酵素を減少させることで、犬の関節炎が緩和させることができます。

オメガ-3脂肪酸とエイコサペンタエン酸をとる

オメガ-3脂肪酸は、関節炎の炎症を抑える働きをします。

EPA(エイコサペンタエン酸)は、オメガ-3脂肪酸の一つで、軟骨の組織の損傷を引き起こす酵素の活性化を抑制します。
オメガ-3脂肪酸は、青魚、ごま油、くるみ、緑黄色野菜、豆類に多く含まれています。

グルコサミン、コンドロイチン硫酸をとる

グルコサミンは、アミノ糖の一つで、本来体内でも生成されますが加齢とともない、生成量が減っていきます。

グルコサミンの主な働きは、軟骨をつくるのに必要なグルコミノグリカン(ムコ多糖類)の生成を促すことです。
関節への負担や摩擦で磨り減った軟骨を元に戻す働きを促します。また、軟骨で分解されるのを防ぐ働きもします。

コンドロイチンは、軟骨に多く含まれる成分で、軟骨の水分を維持し弾力性を保つ働きをしています。

辛抱強く向き合うことが大切です

関節炎は、一度なってしまうとすぐには改善されません。
愛犬の関節に負担をかけないように気を配りながら、オメガ-3脂肪酸やグルコサミンなどの関節の軟骨をサポートする成分を摂取していきましょう。

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