なかなか止めない、犬のマウンティングのしつけ方

OSUWARI編集部

2016年8月23日 更新

犬を飼う悩みの中で、マウンティングについての悩みも多いと思います。一般的にはオスの性的興奮の行動と思われがちですが、実際のところは喜びの興奮を感じての行動なので、メスでもマウンティングをすることがあります。犬にとってはごく自然な行為ですが、飼い主は出来れば止めさせたいと考える方が多いと思います。本能の行為でもあるマウンティングですが、どのように止めさせればよいのでしょうか?

マウンティングにも2種類の原因があります

マウンティングは一般的にオスがメスに対して性的興奮を感じて行う、交尾のスタイルのことを指します。

但し、オスだけでは性的興奮を感じることは少なく、避妊手術を行っていないメスが年に2回ほど経験する、生理期間中に分泌される分泌物からの匂いに誘われて、興奮した状態になります。
ですので、近くにヒートと言われる生理中のメスがいなければ、通常オスはマウンティングのポジションは取りません。

もし、周りに生理中のメスがいなくてもマウンティングを行う場合は、性的興奮を感じてしているのではありません。それ以外の原因でマウンティングを行っていると考えましょう。

性的な興奮を感じて行うマウンティング

性的興奮のマウンティングを止めさせるしつけ方

マウンティングのポジションは、その姿が交尾をしているものであることから、人前ではあまり見せたくない行動です。
止めさせたい場合は、犬のテンションが上がり、自然と本能的にそのスタイルをとってしまいますので、テンションが上がり相手に乗ろうとする直前に「ノー」(NO)と強く抑制します。

その場で相手に乗るのを止めさせても、気持ちはまだ興奮状態にあるので、抑制が途切れるとまた乗ろうとします。そのときは、おもちゃやおやつを使って、他に犬の注意を向かせるようにします。
また一旦その場から立ち去り犬の気持ちを落ち着け、興奮状態が止んでから元の場所に戻るようにしましょう。

性的興奮以外に行うマウンティング

性的興奮以外にも、嬉しいときに興奮したり、遊んで楽しいときに興奮して、マウンティングを行う場合があります。そのために、オスだけでなくメスも行うときがあります。

また、自分が飼い主より上位にいると間違った認識を持っている場合に、自己顕示欲からマウンティングを飼い主やその他の人間に行うときがあります。
サルが行うマウンティングは、この上下関係を誇示する為といわれていますが、犬は犬同士や、対飼い主でもやろうとします。
この場合は、犬は人間より偉いと間違えた認識で行っている行動なので、絶対に止めさせなければいけません。

嬉しい時のマウンティングを止めさせるしつけ方

飼い主やその他の人に対し、遊んで欲しくてマウンティングする場合もありますが、その際は、マウンティングしてくるときは、相手をしてはいけません。興奮状態がおさまるまでは無視をして、冷静になって落ち着いてから相手をするようにしましょう。

どうしても直らないオス犬のマウンティングには・・・

オスの場合で、興奮状態になってすぐにマウンティングし、なかなか制止が効かない場合、去勢手術を行うのもひとつの方法です。マーキングについても同じことがいえます。
去勢手術については賛否両論がありますが、去勢手術することにより、老齢期の生殖関係の病気になる確率を下げることが出来ます。
但し、去勢手術を行っても絶対にマウンティングやマーキングが止むとはいえず、手術しても直らない場合もあります。

オスのマウンティングに気をつけたいこと

生理中のメスが近くにいて、オスがマウンティングの行動をとろうとする場合には、飼い主が目を離したときに交尾しないように注意が必要です。
その際には、オス用の「マナーベルト」などを着用させ、興奮して生殖器を出さないように配慮しましょう。

ドッグランやドッグカフェなどでも、まれに生理前や生理後などで、見た目には解りませんが、匂いを嗅ごうとオスがメスを追いかけるような行動をする場合もあります。

その際にはメス側が退室・退場するのがマナーといえますが、オス側でもマナーベルトやオス用おむつなどを利用して、配慮出来るようにしましょう。

まとめ

一度マウンティングを覚えてしまうと、しつけるのが難しくなりますが、繰り返し教えることで止めさせることは可能です。
しかし、去勢をしていないオス犬にとって、それは大きなストレスになるので、去勢手術を受けることをおすすめします。

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