子犬の夜鳴きの原因別でみる対処法7つ

OSUWARI編集部

2016年8月23日 更新

子犬が夜鳴きをする原因はいくつか考えられます。まずは、以下の項目で当てはまるものがないか確認してみてください。「部屋がうるさい」「部屋が明るい」「部屋が暑い」「または寒い」「寝る場所が広すぎる・狭すぎる」
子犬が寝る環境に適した状態になっていますか?ケージの場所を移動してみたり、ケージを毛布で覆ってみるだけでも効果があります。

それでも夜泣きがおさまらない場合、原因にあわせて対処法を変える必要があります。わんちゃんをよく観察しどうして夜鳴きをしているのか原因を探ってみましょう。

寂しさや不安による夜鳴き

家に迎えたばかりの子犬の夜鳴きの原因は、不安や寂しさにあります。家族や兄弟から離され、知らない人と場所に不安を感じるためです。「一人になったとたんに鳴き出す。」「人が見えると鳴き止む。」といった特徴が見られる場合は、寂しさや不安による夜鳴きになります。

対策

基本的には、子犬の夜鳴きには無視してください。次第に子犬も諦めて静かに寝始めます。どうしても夜鳴きがおさまらない場合は、以下の方法を試してみましょう。

  • 母犬の匂いがするものを一緒に置く
  • 家族の匂いのついた物を一緒に置く
  • おもちゃやぬいぐるみをケージに入れておく
  • ラジオを小音で一晩中流す(話し声が聞こえることで安心します)
  • 湯たんぽをタオルに巻いて一緒に置く(低温やけどに注意)

クーンクーンと悲しそうな声で鳴いているからといって、様子を見に行ったり、声をかけたりしてはいけません。可哀想ではありますが、今の環境やルールに慣れてもらうことが大切です。

鳴いているから様子を見に行ってしまうと、「鳴く=人が来てくれる」と覚えてしまい、いつまでも夜鳴きをやめません。ここは、ぐっと堪えて無視するようにしましょう。

恐怖による夜鳴き

知らない場所に連れてこられたことで、恐怖を感じる子犬もいます。その恐怖や不安から母犬を呼ぶために鳴いているのです。

対策

ケージを静かな場所に移動する
ケージを毛布などで覆い暗くして、周りの様子を見えないようにする

この場合は、静かにそっとしておくのが一番です。人の気配がしたり音がするとストレスになってしまうので気をつけましょう。何日か経てば家族や家に慣れるので夜鳴きもおさまるでしょう。

クレートに入れとる夜鳴きをする

クレートを犬の寝床としている飼い主さんも多くみられますが、クレートに入れたとたん鳴き出す場合は、「クレート=嫌なモノ・寂しい場所」と認識しているからです。

本来犬は、狭い洞穴で生活していた動物なので、クレートでの生活でもストレスを感じることはありません。逆に安心できる場所のはずです。

そのため、クレートを嫌がるようになってしまった原因を改善する必要があります。
クレートをお留守番や行動を制限する時にのみ使っていませんか?普段の生活でクレートを寝床として使っていますか?

対策

まずクレートの使い方があっているでしょうか?一晩中クレートに閉じ込めていませんか?
子犬の場合クレートに閉じ込めて一晩過ごさせるのは、あまり好ましくありません。夜、クレートでおしっこやうんちをしてしまうと衛生的によくありませんし、食糞などの問題行動を起こす可能性があります。サークルやケージ内にクレートを入れ、トイレはクレートの外に用意しましょう。

また、普段からクレートを犬のお家として使用しましょう。クレートに入ったらおやつをあげるなどして、「クレート=良い事がある」という認識にしていく必要があります。

ケージやサークルに入れると鳴くのも同様に、閉じ込められる=嫌なことと認識している可能性があります。ケージに入ったらおやつをあげたり、わんちゃんの好きなものを置いて「ケージ=安心する場所」にしてあげましょう。

甘えによる夜鳴き

家族や家にも慣れた頃にする夜泣きは、かまって欲しいために鳴いている可能性が高いです。
飼い主の姿が見えると、夜泣きがおさまるのが特徴です。

この場合、様子を見に行ったり、一緒に寝てしまってはいけません。「夜鳴き=飼い主がくる」と学習するだけなく成長しても一人で寝ることができなくなります。

対策

甘えからくる夜鳴きには、ただただ無視することです。ここで甘やかしてしまうと、夜鳴きが直らないだけでなく、主従関係を築けず他のしつけにも影響が出てきます。

飼い主さんと子犬との我慢比べになります。犬もしばらくすれば、諦め夜鳴きをやめることでしょう。

一度甘やかしてしまい、中々夜鳴きをやめてくれない場合は、次のことを試してみてください。

寝る前にたくさん運動をする。

子犬の時期はエネルギーが有り余っているため、夜になっても遊びたいがため飼い主を呼ぶこともあります。
寝る前にたくさん遊ぶことで犬も疲れてぐっすり寝ることができますし、子犬とのコミュニケーションにもなります。

夜鳴きをしたら、ケージを揺さぶる

これは天罰方式のしつけで、夜鳴きをすると悪いことが起こると子犬に学習させます。
ケージを毛布などで覆い、夜鳴きをしたら大きく揺さぶってビックリさせます。ポイントは、夜鳴きをしたらすぐに揺することです。夜鳴きをしてしばらくしてから揺らしても犬は、どうして揺れたのか理解できません。鳴いたらすぐ揺らしましょう。
これを何回か繰り返すことで、子犬も学習します。ただし、学習には個体差があるので、何日も続けないと覚えないわんちゃんもいます。根気強く覚えさせましょう。

ケージを揺さぶる他にも、缶に石などを詰めて振るのも効果的ですよ。

空腹による夜鳴き

子犬は一度に食べられる量が少ないので、夜にはお腹がすき夜鳴きをすることもあります。育ち盛りの子犬にご飯を我慢させるのも可哀想ですよね。

対策

一番の解決法は、食事の時間を寝る前にすることです。

一日の食事の回数を1回にしていませんか?回数を増やして小分けに与えることで、子犬も空腹を感じづらくなります。もっとも子犬に適した回数は、3回と言われていので、朝・昼・寝る前に与えてみてください。

注意することは、一日に与える餌の量は変えない事です。お腹を空かせているからと、餌の量を増やしてしまうと、肥満の原因になります。

トイレによる夜鳴き

トイレをしたい時やトイレの後に夜鳴きをするケースもあります。
クレートで一晩過ごさせている場合に多いのですが、トイレは別に用意してあげていますか?また、トイレのたびに片付けに行っていませんか?

対策

クレート内にトレイシーと敷いて寝かせている場合は、トイレを我慢したり、掃除してほしいために鳴いている可能性があります。
クレートはわんちゃんの寝床なので、トイレは別に用意してあげましょう。

トイレをした度に片付けている場合は、「トイレ+夜鳴き=飼い主がくる」と学習している可能性があります。
飼い主を呼ぶためにウンチを無理やり出しているかもしれません。これは、甘えによる夜鳴きなので、無視をしてトイレは朝片付けるようにしましょう。

運動不足・ストレスによる夜鳴き

子犬をの遊ぶ時間をきちんと設けていますか?大型犬や中型犬に多く見られるケースで、体力が有り余っていたり、散歩や飼い主とのコミュニケーション不足によるストレスで夜鳴きをすることがあります。

解決策

子犬との遊ぶ時間を増やしてあげましょう。運動不足によるストレスは、イタズラや物を壊すといった問題行動にもつながるので、きちんと時間を取って遊んであげることが大切です。
子犬も遊び疲れることで、夜はぐっすり寝てくれることでしょう。

まとめ

原因や犬によってどの対策に効果があるのか変わってきます。

  • ケージを揺らして「鳴いたら嫌なことがある」としつける
  • 無視続けることで、「鳴いても無駄」であることをしつける
  • おもちゃを置いたり、家族や母犬の匂いでケージが安心できる場所と認識させる

子犬の様子を見ながら状況に合わせて試してみましょう。ただし、一日ですぐに夜鳴きがなくなるわけではありません。少しずつ今の環境になれさせていってあげましょう。

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