吠えたり荒らしたり、犬の「お留守番」のしつけ改善

OSUWARI編集部

2016年8月23日 更新

犬を飼うと、どうしても必要になってくるのがお留守番です。夜は犬ひとりで寝ることが出来るのに、「日中の明るい時間のお留守番が苦手」という話を聞きます。長時間のお留守番が出来るようになれば、飼い主さんも精神的な負担なく、お出かけが楽しめますし、犬にとっても、静かに休養出来る時間になります。犬との楽しい暮らしのためにも、犬が安心してお留守番が出来るようにしたいですね。

まずは、正しいお留守番の仕方ができているかチェック

お留守番に失敗しているワンちゃんの原因は、飼い主さんにあることがほとんどです。
お留守番前や帰ってきてからの態度、接しかたでワンちゃんの不安を煽っていたり、お留守番をさせる環境のせいでフラストレーションが溜まった結果、問題行動を起こしています。

まずは、飼い主さんの愛犬の接し方やお留守ばんの環境が正しいのか確認しましょう。
詳しくは、「お留守番のさせ方」を参照してください。

問題行動別 お留守番のしつけ方

お留守番中のイタズラ

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家に帰ってきたら、部屋中のものが荒らされていた、散らかっていたという場合、「分離不安」からくることもあります。取り残された不安や寂しさから部屋中歩きまわり、不安やストレスを発散しているのです。

これからの行動は、お留守番に慣れさせるほかありません。また、お留守番前・後で無視をして接触をしないことで、不安を感じることは無くなります。

もっと即効性がある方法としては、お留守番中はハウスに入れておくことです。

家に取り残された犬は、「知らない人が入ってくるかもしれない」「外から変な物音がするぞ」と不安要素となることがいっぱいです。また、部屋中をパトロールしなくてはいけないので、常に警戒している状態です。

ハウスに入れることで、自分のテリトリーが制限され、周囲を囲まれているので、警戒する必要もなくなり、安心することができます。

長時間ハウスに入れておいて大丈夫なの?

長時間ハウスでお留守番させることを心配する飼い主さんがいますが、7、8時間程度まででしたら、問題ありません。狭いハウスに閉じ込めれていたらストレスが溜まりそうですが、広い部屋で常に警戒している方がずっとストレスになります。

ただし、お留守番前に食事とトイレを済ませておきましょう。そうすれば、犬にとってハウスはどこよりも快適な空間になります。

お留守番中にトイレシートをぼろぼろにかじる

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お留守番前に新しいトイレシートに変えたのに、帰ってきたらボロボロにされていて「うゎーやってくれたな…」とため息が出ますよね。

この場合考えられる原因は、「分離不安」や「フラストレーション」。

分離不安によるもの

帰ってきてボロボロのトイレシートを見て「あら、ダメじゃない!」と騒いでいませんか?そうすると犬は、「こうすると、飼い主さんは僕に注意を向けてくれる!」と考えてしまいます。この行動は、分離不安からくるものです。

帰ってきて、シーツがかじられボロボロになっていても、帰宅後はしばらく放置することです。すると、トイレシーツをかじっても飼い主が構ってくれるわけでないと学習します。

フラストレーションによるもの

また、お留守番をさせている環境が悪くフラストレーションからかじっている可能性もあります。つまり、ストレスを感じているのです。

犬にとって「かじる」という行為は、遊びであり、エネルギーの発散でもあるので、決してかじることを怒らないでください。犬が悪いのでなく、ストレスを与える環境にしている飼い主さんに原因があります。

ベットとトイレを別にしましょう。

留守番をさせるときに、ベッドをトイレを同じスペースに置いていませんか?
ストレスを発散したい犬の近くに、かじるにはうってつけのシーツがそばにあるのですがから、かじるなという方が無理なものです。

そのため、トイレシーツはベッドスペースとは切り離すようにします。そして、出かける前にトイレスペースに入れて、排泄がすんだら出してあげる、というふうにしましょう。

出かける前にトイレを済ませておけば、ベッドスペースにトイレシーツを置かなくても大丈夫です。

また、トイレシーツの代わりに、かじってもいいおもちゃを入れておいてあげましょう。

 食糞をしてしまうことも

中には、ストレスから自分のウンチを食べてしまうケースもあります。その場合も、分離不安が原因です。

トイレシーツの場合も同じように、留守番をさせる前にトイレをすませて、トイレとベッドスペースは別にしましょう。

また、ウンチを食べていても叱ったり怒鳴ったりしないでください。食糞する行動を悪化させてしまうだけです。

食糞について詳しくは、「自分のうんちを食べてる!?癖が付くとなかなか止めない犬の「食糞」の対処法」を参照してください。

お留守番中に吠える

寂しそうに鳴く

クーンクーンと寂しいあまり鳴きっぱなしでいる場合は、分離不安のためです。

お留守番の基本である、出かける前や帰ってきてからの声かけはやめましょう。また、ふだんから飼い主に依存している可能性があります。犬に要求に応えるなど甘やかしすぎないようにしてください。 

警戒するように吠える

ワンワンと人が通ったり物音がするたびに吠えているのは、「自分の家に近づくは誰だ!」と警戒しているからです。

自分のテリトリーを守らないと!常に神経をとがらせている状態です。それでは、近所迷惑になるだけでなく、わんちゃん自身にもストレスになってしまいます。

まずは、移動できるテリトリーを制限しましょう。ケージに入れると、周りを囲まれているので、安心することでできます。また、視界に入る景色も制限されるので、警戒す範囲も狭くなり、ストレスも軽減されます。

サークル内でお留守番をさせている場合は、サークルをタオルで覆うなどして、外の様子が見えないようにしましょう。

お留守番前に離れない

離れない

飼い主と離れるのが寂しいあまり、鳴いたり粗相をすることで、飼い主の気をひこうとするわんちゃんもいます。これは、分離不安が原因です。

まず出かける前に話しかけないことです。そして、出かける何十分前に出かける支度を済ませることです。

犬は、飼い主が出かける準備を始めると、外出することを理解しています。飼い主が出かけることがわかると犬もソワソワしているはずです。

こういった場合、出かける準備を早めにすませ、しばらく家の中でゆっくり過ごすことです。この時、犬に話しかけたり目線を合わせないでください。そして、犬が落ち着いたら、そっと家を出ましょう。大切なのは、『別れ』を強調しないことです。分離不安は解消しづらいので、根気よく行ってください。

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