まだ間に合う!成犬からのしつけの方法

OSUWARI編集部

2016年8月23日 更新

犬を飼うことになった場合、子犬ではなく成犬から飼い始める場合などもあり、先の飼い主さんでは、あまりしつけられていない場合もあります。また、飼っているうちにだんだんと基本的なしつけが出来なくなってくることもあるでしょう。犬との楽しい生活を送るために、しつけはとても重要です。成犬からのしつけの方法については、いくつかのポイントをおさえた、効果的なトレーニングをご紹介します。

主従関係のチェック

犬との楽しい生活を送るためには、まず主従関係の見直しが重要です。犬は犬社会の中だけでなく、飼い主との関係に対しても、常に順位をつけますので、飼い主より自分が偉いと思っている場合、飼い主の命令には従いません。

また、飼い主の家族の中でも優劣をつけるので、飼い主の家族の中で命令に従う人と、従わない人がいる場合があります。まずは、犬が誰を自分より下と考えているかを検討してみましょう。

自分より順位を下に見ている人に対して犬は、命令に従わないだけでなく、いたずらをしたり、あま噛みをしたりします。
ひどい場合、持ち物を奪ったり、壊したりなども見られます。

散歩の際にも、飼い主の主導ではなく、犬は自分の行きたい方に行き、引っ張りながら歩く、また疲れると歩かなくなるなど、犬の健康状態に問題はないのに、気分次第での行動が目立ち始め、だんだんとわがままになっていきます。

その行動についつい付き合って、飼い主が犬に合わせてはいませんか?

飼い主が犬に合わせる習慣がついてしまうと、次第に耳掃除や歯磨きなどのケアをやらせなくなったり、体に触るだけで唸ったり吠えたり噛んだりするようになることも。そうなると服従関係の修正には相当な時間がかかりますので、早い段階でのしつけの修正を行いましょう。

主従関係を徹底的に治す方法はこちら
犬にバカにされてない?主従関係更生カリキュラム

食事で成犬のしつけトレーニング

成犬の食事のしつけ

まず、一番コントロールしやすいのが「食事」です。
犬の食事の際に、飼い主家族と一緒に食卓を囲んだり、飼い主の食べ物を分けて与えるなどしていませんか?
また、犬の食べたい量を要求されるがままあげたり、おやつをねだられたら与えるなど、犬の要求に飼い主が合わせていると、犬は自分が飼い主を従わせているように思いますので、食事は飼い主が主導の下、与えるようにします。

飼い主が食べてから犬の食事にする、それが難しいなら、先に犬だけ食事を与え、飼い主と一緒に食べることはやめましょう。

食卓付近で食べさせることも、犬が自分も飼い主家族と同格と思いやすいので、好ましくありません。ハウスの中やその周辺など、食べる場所を決めて、必ず食事はその場所で食べるようにします。

食事を与える際にも、犬が自分より下位と考えている飼い主が与えるようにします。食事の入った容器を見せて、「スワレ」「フセ」など、簡単な命令でよいので犬に従わせ、出来たご褒美に食事を与えましょう。

これを続けることで、犬は「この人に従わないと、食事がもらえない」と思うようになります。

餌を与えようとして吠えて近づけないなんて場合は

  • 怖がっている
  • 人を下位にみて、わがままを言っている

のどちらかです。
犬が噛む時のしつけ方!5つのパターンからみる対処法
の『一口給餌法』でしつけましょう。

犬に散歩させられていませんか?犬が飼い主に合わせる散歩のしつけ方

成犬の散歩のしつけ

散歩でよく見られるのが、引っ張りや歩かないといった、犬の気分次第の行動です。

好きな方向に行ったり、好きなスピードで歩く、しんどくなったら歩かないなど、好き勝手な行動を取る犬を見かけます。飼い主がついつい、時間がなかったり、しかるのを面倒に思い、犬に合わせてしまうと、服従関係が築けなくなってしまいます。

散歩の際には少し時間に余裕を持って出かけ、犬が自分勝手な行動を取った際には、飼い主が立ち止まり、犬について行かないようにします。

飼い主より前を歩きたがる犬については、飼い主の横に並んで歩く様に教えます。犬が飼い主より先に行った際には、歩くのを止め、「犬に連れられて歩かない」ようにします。

手元におやつを少量持ち、前を歩かないように制御するものよいでしょう。

詳しくは
犬の散歩のしつけ – 引っ張る、歩かない犬の対処法
を参考にしてください。

吠える、いたずらをしないお利口さんなお留守番のしつけ方

成犬のお留守番のしつけ

成犬のお留守番で悩んでいませんか?

  • 家具やクッションにいたずらをする
  • お留守番中ずっと吠えている
  • トイレシートを破ってしまう

など、大人になっても上手にお留守番できないわんちゃんは少なくありません。

しかし、それはそんこの性格によるものではなく、飼い主さんのしつけ方にあります。

  • 出かける前に声をかけている
  • 帰ってきてすぐに遊んであげる
  • 「ダメでしょ!」と声をかけながら、壊したものを片付けている

このような行動をしていませんか?

それではいつまでたってもお留守番ができない犬のままです。
このような行動は、犬の寂しさや不安を煽るものです。外出前・後の声かけやなどはやめましょう。

詳しくは
吠えたり荒らしたり、犬の「お留守番」のしつけ改善
を参照してください。

成犬なのにおもらし!?まだ遅くない成犬のトイレトレーニング

成犬のトイレトレーニング

中には、成犬でも上手にトイレトレーにウンチやおしっこができないわんちゃんがいます。
だからといって叱っていけません。

トイレを覚えていない成犬でも、正しく教えればきちんとトイレを覚えてくれますよ。
まだ間に合う!成犬のトイレトレーニング

実際のトレーニング方法ややってはいけないことは、こちらを参照するといいかもしれません。
子犬のトイレトレーニングと失敗しないコツ

成犬のしつけまとめ:主従関係をただし、甘やかさないこと!

成犬のしつけは、主従関係と甘やかさないこと!

成犬になってしつけができていないわんちゃんの多くが、飼い主であるあなたとの主従関係が成り立っていないことを示します。
犬があなたと同等または下に見ているのです。そのため、言うことを聞かない、吠える、噛むといった行動にでるのです。

もう一つが甘やかさないことです。
愛犬が可愛いのはわかります。ついつい言うことを聞いてあげたり、甘やかしてしまいますよね。しかし、それが飼い主への依存となって留守番中の問題行動やトイレの失敗に繋がるのです。
それだけでなく、甘やかしは主従関係を見出し、「言うことを聞いてくれる=私(愛犬)の方が上」と勘違いさせてしまいます。

成犬だから諦めることはありません。犬はとても賢い動物です。確かに、子犬よりしつけが難しいと言えますが、あなたが愛犬に対する態度を変えれば、自然と愛犬もそれに答えますよ!

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