慌てないで!犬が誤飲したときの応急処置法

OSUWARI編集部

2018年4月30日 更新

子犬は好奇心が強く、ゴムやビニールなどをうっかり飲み込んでしまうこともあります。誤飲を防ぐたに気をつけることや対処法を知っておきましょう。

誤飲について

家の中や散歩中などに愛犬が誤って異物を飲み込んでしまう事故は案外に多くあり、飲み込んでしまっても吐き出してくれればいいですが、喉、胃や腸で詰まってしまうと大変なことになります。

犬という動物は何かわからないものは一度口の中に入れてしまうという習性があり、基本的に何でも口に入れると思っていた方がいいでしょう。中には犬にとって毒となるものをあるので、注意が必要です。

おもちゃなどで遊ばせる場合にも飲み込めないほどの大きさにするか、遊んでいる最中でも飲み込まないように注意しましょう。

誤飲しやすいもの

家の中にも誤飲しやすいものがたくさんあり、生活環境をよく見渡してみると危険なものが容易に口に届く場所においている場合も多々あります。

ヘアーゴムやクリップなどの小物、紙類、糸状のもの、タバコ、ラップやビニール、鶏の骨や串、ボールやぬいぐるみ、電池や磁石、殺虫剤や除草剤、医薬品や化粧品、洗剤や漂白剤、植物、チョコレートや玉ねぎなどは誤飲しやすいので注意が必要です。

小物は消化される事が無いので胃に残ってしまったり、内臓を傷つけてしまう事があります。

タバコは中毒を起こすので注意が必要で、タバコ以外にも電池や磁石、殺虫剤や除草剤、医薬品や化粧品、洗剤や漂白剤も中毒を起こすので、これらの物を使用する際は注意してください。

鶏の骨は中が空洞なので容易に鋭く折れ、食道を傷つける可能性があります。

食べ物の中には中毒を起こすものがあり、チョコレートや玉ねぎは特に注意が必要です。
チョコレートに含まれるカカオの香り成分の1つであるデオブロミンは中枢神経を刺激して毒素となり、不整脈、心拍増加、口の乾き、痙攣、発作、嘔吐などの症状を現し、最悪の場合は死亡してしまいます。

玉ねぎに含まれるアリルプロピルジスルファイドなどが赤血球を破壊して、溶血性貧血やハインツ小体性貧血を引き起こし、胃腸障害、血尿、衰弱、心拍の増加などの症状を現し、食べた量によっては死亡してしまいます。

チョコレートや玉ねぎの他にも、人間用薬品、アボガド、キシリトールなどは注意が必要な食材です。

誤飲した時の症状

誤飲した時の症状は、えづく、ぐったりする、食欲不振、呼吸困難、チアノーゼがありますが、気道や食道、腸が閉塞する可能性があります。

誤飲をした時の応急措置

口を除いて異物が取れるようであれば、ピンセットや指で異物を取り除きますが、動いて怪我をさせる事も十分考えられるので動かないような工夫をしてから取り除くようにします。

オキシドールを3倍程度薄めたものや食塩水、大量の水を飲ませる事で吐き出す事があります。

取り除く事や吐かせる事ができない場合は閉塞を起こしている可能性もあるので、すぐに動物病院へ行きましょう。

誤飲の予防

室内の場合は、犬の口が届かない場所に置くようにして極力誤飲が起きにくい環境を作ります。

散歩中などに拾い食いをしないようにしつけを行います。

拾い食いをしないように1回の食餌量を減らし、1日の食事回数を増やすなどの空腹の時間帯を短くする事も方法の1つです。

口に何かを入れそうになった場合は犬を驚かせてその隙に口に入れそうになったものを取り、口に入れないようにします。

まとめ

犬の誤飲は起こりやすい事故であり、口に入れたものが無毒な物とは限りません。

特に散歩中などで外に出かけている時は何を口にするか想定する事ができないので、犬の動きに注意をしてすぐに制止したりできる状況を作り、拾い食いをしないようにしつけを徹底させましょう。

犬の嗅覚は人とは比較ならないほどいいので、飼い主や家族では見つけれない場所から拾い食いをする事もあるので、常に注意しておきます。

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