犬を外で飼うならいつから外に出すべき?必要な物と気をつける事

OSUWARI編集部

2015年11月26日 更新

子犬を迎え、新しい家族との楽しい生活がスタートしましたが、中・大型犬を飼うことになった場合は、外での飼育を考えられている方もいらっしゃるかと思います。小型犬の場合は、犬種の特性上、室内飼育の方が望ましいですが、中・大型犬では屋外環境にも適応力がありますので、庭やベランダ、テラスなどでの飼育も可能です。室外飼育をする際には、どんなことに気をつければよいのでしょうか?

室外飼育に適した犬種

一般的に「トイ・コンパニオンドッグ」と言われる愛玩犬等は、あまり室外飼育に向かないといわれています。飼い主への依存度が比較的高いため、犬単独での生活が苦手です。しかし「ワーキングドッグ」や「日本犬」は、もともと外で暮らしていた野生の気質が強く残っていますので、室外飼育にも適しており、番犬としての役割も果たします。

犬の被毛の生え方での「ダブルコート」といわれる犬種は、その高い防寒力から、冬の寒さに強いので、一般的に室外飼育に向くといわれています。中・大型犬で体力があっても、「シングルコート」の犬種は、寒さに弱く体調を崩しやすいので、室内飼育するようにします。

室外飼育する子犬の準備

室外飼育がスタート出来るようになるまでには、まず子犬の健康面での準備が必要です。

子犬は生後8週目~生後16週目の間に、約3回の予防接種が必要で、これは犬の命に関わる感染症から身を守るための免疫をつけるために必要と言われています。外に出すには、この3回目の予防接種が終了してからとなります。16週目以降は、免疫の維持のために毎年1回、追加接種を行います。

室外飼育の場合は、感染症の予防接種以外にも、蚊やノミ・ダニに対する予防を行う必要があります。犬にはフィラリア症という蚊を媒介して感染する病気があります。一般的には蚊の発生する春頃から冬頃まで、獣医師の指導の元、1ヶ月に1回の飲み薬を服用します。まずは事前の感染がないか、動物病院での血液検査が必要です。

またノミやダニに感染すると、皮膚病や貧血症だけでなく、ダニを媒介して感染する恐ろしい病気にかかる恐れもありますので、忘れずに対策を行いましょう。

室外飼育の環境つくり

予防接種が済めば、いよいよ室外飼育が出来るようになります。その頃にあわせて、飼育環境作りを行いましょう。

風通しのよい場所にハウス(寝床・ベッド)を設置し、直射日光を避けるようにします。夏の蒸し暑さ、冬の北風などに配慮した位置に設置しましょう。飲み水は新鮮なものが常に飲めるようにし、逃亡のないよう注意します。植木等を食べたりしないよう、気をつけます。

冬場はハウス周囲に防風対策を行い、冷たい風が入らないようにしてあげましょう。犬は比較的寒さには強い動物ですが、寒いときには敷物などを入れて防寒し、犬が過ごしやすい工夫をします。

冬に強い犬ですが、それとは反対に夏は苦手。「ダブルコート」の犬種は、夏は下毛が抜け、シングルコートのような被毛になりますが、量的にはやはり多めのため、夏に厚着しているような状態です。日陰の風通しのよい涼しい場所を確保し、飲み水を切らさないように注意し、脱水や熱中症などに気をつけましょう。

子犬が成犬になる1歳頃までに、体格は成犬並みでも身体機能は未熟で、暑さや寒さにはまだ順応しづらく、体調を崩すこともあります。成犬になるまでは、真夏の日照や真冬の雪などの際には、玄関口に入れてあげるなどして体調管理してあげるようにしましょう。

また室外で犬を飼う場合は、近隣への配慮も必要です。抜け毛、無駄吠え、臭いなどにも注意しましょう。

こちらもおすすめ