先住犬と子犬が上手に暮らす多頭飼いの飼い方

OSUWARI編集部

2018年5月2日 更新

犬のいる暮らしにすっかりとりこになってしまい「もう1頭、飼ってみたい」と考える方も少なくないと思います。犬が増えれば、楽しみももっと増えそう!と思われることでしょう。そんなとき、一番大切なのが先住犬と新しい犬との関係です。飼い主からの愛情を独占していた先住犬にすれば、子犬を迎えることで、その生活は一転。嫉妬からいじめやいたずらが始まることも。トラブルのない犬の関係の作り方とは?

子犬を迎える前に

先住犬がいて子犬を迎えることが決まったら、まずは先住犬のしつけのおさらいをしましょう。基本的なトイレトレーニングや、いいこと悪いことの区別がきちんと出来ているかを確認しておきます。
万が一、犬同士のトラブルが起こった際に、先住犬は飼い主の命令に従い、その行動を止めることが出来ることが大切です。

また部屋での先住犬のスペースをきちんと確保し、子犬には新しいケージやベッドを用意します。同じものを一緒に利用するのは、子犬が新しい環境に慣れ、先住犬とのよい関係が築けてからになります。

食器やおもちゃも個々に与え、先住犬に「自分のものを子犬に奪われた」という認識を与えない様に気をつけましょう。

先住犬と子犬のよい関係のために多頭飼いで気をつけること

子犬を迎えたら、今後は家族みんなで、先住犬を子犬より優位に扱うようにしましょう。先住犬の前では子犬を必要以上に可愛がらないようにします。もちろん、これは演技で構いません。
先住犬に「飼い主からの愛情を子犬に奪われた」と思わせないようにすることが、先住犬と子犬のよい関係作りに役立ちます。

どんなときも先住犬を先に扱います。その後から子犬と、食事を与えるときも、一緒に遊ぶときも、必ず先住犬を一番に扱いましょう。そうすることで先住犬自身も「自分は子犬より優位にいる」ということを自覚するようになり、だんだんと子犬の存在を認めるようになります。
そうなれば、先住犬も「若い子犬を守ってあげよう」という意識が芽生えてくるようになります。

子犬がやってきたら

子犬を迎えたら、まず子犬をケージに入れ、家族は先住犬と一緒に子犬を見るようにします。先住犬の目前で、家族みんなが順番に子犬を抱くのはNG

最初、可愛い子犬をたくさん抱っこしたい気持ちは山々ですが、ここはぐっと我慢して、家族は先住犬側に立ち、子犬をクールに迎えるようにします。

先住犬が吠えやまなかったり、興奮したりする場合は、子犬はしばらくケージから出さないようにします。子犬にも先住犬の興奮した感情が伝わりますから、怖がらせないようにするためにも、先住犬が落ち着くまで待ちましょう。

先住犬の気持ちが落ち着くまで、数時間~数日かかる場合もありますが、けっしてあせらず、飼い主家族はゆったりとした気持ちで、先住犬へ普段と変わらない接し方をしましょう。場合によっては、先住犬だけを散歩やお出かけに連れて出たり、特別な遊びやおやつをあげるなど「先住犬優先」の姿勢を強調するのもよいでしょう。

先住犬が落ち着いてケージ内の子犬と向かえるようになったら、子犬をケージから出して、先住犬と遊ばせてみましょう。
先住犬は子犬の匂いをかぎにいきますが、子犬が嫌がらないようであれば大丈夫。子犬が先住犬を受け入れているサインです。そうなれば先住犬もだんだんと子犬を受け入れてくれるでしょう。

当面は絶対に犬同士だけで遊ばせないこと。力の関係上、先住犬に一撃されれば、子犬の命に関わる事故にもなりかねません。必ず家族が付き添っているときのみに、犬同士を遊ばせるようにしましょう。

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