歩き方が変!?犬の捻挫した時の症状と対処法

OSUWARI編集部

2016年2月13日 更新

人間も突然走り出したり、突然ジャンプしたりすると捻挫をすることがあります。ダメージが大きいと部分断裂になってギブス生活を余儀なくされます。実は犬も同様に捻挫をするのです。原因もほぼ同じです。軽いダメージの捻挫から重いダメージの捻挫までありますので、愛犬に特別な症状が見られるときは、相応の対処をしてあげてください。今回は犬の捻挫について、原因や症状、治療方法をお伝えしていきます。

犬の捻挫って?

人間の捻挫と同じです。関節をつないでいる「靭帯」が引き伸ばされて裂かれたり、切れたりする状態のことを言います。無理に関節を曲げて、靭帯の伸びることのできる許容範囲を超えてしまったのが原因です。

捻挫をすると炎症が発生し、熱をもって腫れあがります。人間が捻挫をするときはだいたい精力的に活動しているときです。特に激しいスポーツをしているアスリートによく見られます。犬も激しい運動を要求されるときになりやすいです。レース犬などの大会に向けて特訓しているような犬がそれに該当します。

傷の程度は大きく3種類に分けられます。

軽度
靭帯の繊維が細かく引き裂かれた状態は「軽度」のダメージです。1~2日は散歩も様子を見て休みましょう。飼い主の応急処置で十分に対処できます。

部分断裂
「部分断裂」は靭帯が一部切れている状態です。脱臼や骨折を伴っているケースもあります。動物病院へ行きましょう。

完全断裂
「完全断裂」は靭帯が完全に真っ二つの状態です。重傷ですので即、動物病院へ行きましょう。

犬の捻挫の主な原因

普通に生活していても捻挫になる可能性はあります。

  • 走っていて急に方向転換した場合
  • 足場が不安定な場所で走り回っているとき
  • 階段から落ちる(高い場所から落ちる)
  • おもちゃキャッチのときジャンプして着地に失敗
  • 交通事故
  • 他にも加齢や肥満からくる運動不足からの捻挫も考えられます。
  • 家の床がフローリングだと足場が不安定になります。ここで全力疾走すると捻挫をする可能性があるのです。家の床にマットを敷くことをお勧めします。

犬が捻挫した時の症状

捻挫している傷の程度や傷の場所にもよりますが、犬がいつもよりもどちらかの足を引きずっている状態になります。歩いていて左右のバランスがおかしくなっている状態です。こういう症状が見られたときは怪しいと思ってすぐに確認をしましょう。

  • 患部が熱をもっている
  • 患部が腫れている
  • 患部が赤くなっている(実際は毛があって確認が難しいです)
  • 患部を触ると犬が痛がる(嫌がる)

こうなると捻挫だと思って間違いありません。応急処置をして様子を見るか、動物病院へ連れていき担当医と相談してください。放置しておくと完治が遅くなったり、余計に悪化することも考えられます。

犬が捻挫した時の応急処置

  • 捻挫をして痛みを感じている犬は攻撃的になります。まずは飼い主がしっかり落ち着かせましょう。
  • 運動や散歩などせずに、安静にします。動かさないことが1番です。
  • 患部を冷却します。冷却用のスプレーもありますし、冷たく冷やしたタオルを巻くことでもできます。
  • タオルなどを撒いて患部周辺を圧迫します。心臓より高い位置にして、血液量を減らします。

犬の捻挫の治療法

軽い捻挫であれば、上記の応急処置をして3日目には良くなっているはずです。
心配であれば、動物病院での治療をお勧めします。

動物病院での治療

  • 初診
  • レントゲン検査

こちらでだいたい5,000円くらいが治療費用の相場です。(レントゲンの費用が高いです。病院によって費用は異なるので、事前に確認しておきましょう)

犬の捻挫のまとめ

病院を嫌がる犬は多いです。注射などの痛い目にあっている場合は、あえて自分の怪我を隠そうとしたりもします。治療を受けたくないからです。ただし、重傷の捻挫で骨折などを伴っていると、どれだけ我慢強い犬でもわかります。

しかし、多少の痛みを犬は我慢してしまうと考えてあげてください。どんな症状でも同じことが言えますが、飼い主がどれだけ愛犬を観察できているかが、早期発見の大切な鍵です。日ごろからスキンシップをとり、痛がる箇所がないかどうか、腫れている箇所がないかどうかを丁寧に調べてあげてください。応急処置をして3日過ぎても異常が見られる場合は、必ず動物病院へ連れていきましょう。

愛犬の健康の維持は、飼い主の愛情と積極的な関わり合いで初めて可能になるということをぜひ意識してあげてください。

こちらもおすすめ