犬があくびをするのは、ストレスが原因!?

OSUWARI編集部

2016年1月17日 更新

ふと見ると大きなあくびをしているワンちゃん。自分がすると、つられたように犬がして和むこともありますよね。人は眠い時や、脳に酸素が足りない時にするあくび。では犬は何をサインしているのでしょうか。もしかしたら……思わぬ病気や溜まったストレスの前兆かもしれません。

犬があくびをする理由

犬があくびをする理由は大きく分けて三つあります。

  • 【落ち着くため】カーミングシグナル
  • 【訴えている!】病気や不調のサイン
  • 【つい真似する】飼い主につられる

カーミングシグナルとしてのあくび

【カーミングシグナル】という言葉を知っていますか?
「calming(気持ちを落ち着かせる)」「signal(合図)」という文字の意味の通り、犬は自分や相手を落ち着かせるための特別なしぐさをします。
あくびも実はその一つです。

初めて会う犬に対して行うことがあり、そのとき【緊張状態にある】ことを示しています。
飼い主が叱っているときに出るあくびは、不機嫌な【飼い主の緊張を解したい】というメッセージであるとも考えられます。

不快感を示しているかも?

犬もストレスを溜める生き物です。
ストレスが重なる状況で、その気持ちを周囲に伝えたいためにあくびをすることもあります。
人が喧嘩をしているときも、ふと見ると犬はあくびをしていることがあります。過剰なスキンシップをしている場合と同じく、【やめてほしい】という合図の可能性が高いです。

震えていたら要注意!

あくびと同じくらい犬の気持ちを示すカーミングシグナルである震え。
寒くもないのに犬が震えることはよく見かけますよね。震えることで犬は自分自身を恐怖や不安から落ち着かせるといわれています。

気づいたら何か【不安を感じていないか】を注意を払ってみましょう。しかし、震えれば構ってもらえるという間違った習慣をつけないようにしましょう。病気のサインに気づけなくなってしまう可能性があります。

病気や体の不調を意味している

たびたび頻繁に犬があくびをしているときには、体調不良や病気のサインである可能性が多くあります。

歯の異常

歯石が溜まって不快に感じていたり、歯の奥が痛むときなどにいつもと変わったあくびをすることがあります。
大きく欠伸をして何度か宙を噛む仕草をしたり、咳き込む場合は口内の異常を疑ってみましょう。

脳の異常

生あくびをご存知ですか?
大きく息を取り込むのではなく、喉を開くだけのようなあくびです。
この生あくびが多い場合には、脳に酸素が循環していない兆候の可能性があります。犬も脳の血管の酸素の巡りの不足による脳梗塞が起こります。

いつもよりあくびが多いな、と思ったらその後の体調をよく観察しましょう。それが思わぬ病気の早期発見に繋がることもあるのです。

人からうつるあくび

人のあくびがうつることはよくありますよね。大きく口を開けてあくびをする姿につい【あくびがうつる】ことです。
実は犬にもそれがあります。

2013年東京大学が発表した研究では、人があくびをすると犬にもうつるという結果が出ています。それまでは推論であった説が25件の犬を飼っている家庭を調査した結果判明したのです。

その研究では、飼い主のほうが他人に比べて犬に伝染させやすいということも確認されており、絆の強さが【あくびのうつりやすさ】にも関わってくるのです。

さあ、貴方の周りの犬のそばであくびをしてみましょう。
これで犬がつられあくびをしたら、さらに愛しくなりませんか?

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