犬の睡眠時間についてー愛犬に良い睡眠をとらせていますか?

OSUWARI編集部

2016年1月13日 更新

犬と言えば早起きのイメージや雪が降ってもずっと外で遊んでいるイメージもあります。しかし、実際は一日のほとんどの時間を寝て過ごさなければならない性質を持っています。愛犬ですからついつい一緒に遊びたくなって寝ているところを起こしたりしがちですが、しっかりとした睡眠時間をとってあげなければ健康に害を及ぼすのです。どのくらいの睡眠時間が必要なのか、どんな環境が一番適しているのかについてお伝えしていきます。

犬に必要な睡眠時間とは

犬を飼っている方で、愛犬の睡眠時間に不安を感じている方が多いそうです。当然ながら人間とは生活リズムが違います。犬は人間よりたくさん寝るのが当たり前です。

成犬でなんと12時間以上は必要だと言われていますから、睡眠時間は長いです。少なくとも一日の半分は寝て過ごすのです。
これが子犬や老犬になると18時間以上になります。24時間のうちの18時間ですから、一日の約75%の時間は寝ていることになります。

うちの犬は眠り過ぎていて病気なんでは?と感じる必要はありません。むしろ眠ることこそ犬にとっては大切なのです。

どうして長い睡眠時間が必要なの?

動物ごとで必要な休息時間は決まっています。犬は犬種や年齢によって差がありますが、基本的には長い睡眠時間が必要です。

理由は狩猟種であることが大きいと言われています。今でこそ人間の作った栄養バランスの良いドッグフードを食べていますが、祖先は獲物を襲って食べていました。その名残りのようです。狩猟にはものすごい体力や集中力を必要としますので、その体力を維持するために、狩猟以外の他の時間は睡眠をとるそうです。
よって、獲物を襲うことのなくなった今でも睡眠時間が10時間以下になると犬はストレスが高い状態になります。遊び過ぎにも注意が必要です。

愛犬の健康的な生活のためにも質の良い長い睡眠時間を確保していきましょう。

犬の平均睡眠時間とは

犬の平均睡眠時間は12時間から15時間とされています。これはあくまで成犬の場合ですので注意してください。
大型犬はより長めの睡眠時間が必要です。小型の活発的な犬は大型犬よりも短めで大丈夫です。

人気種のチワワやダックスフンド、ポメラニアンやトイプードル、コーギーや柴犬はだいたい平均睡眠時間は12時間です。
もちろんいっぺんに12時間眠るわけではなく、一日の合計睡眠時間ということになります。

散歩に行ってから昼寝、食事をとってからまた寝るというのが犬の普通の生活習慣なのです。

愛犬に質の良い睡眠を与えよう

睡眠といっても人間同様、犬の睡眠もレム睡眠とノンレム睡眠が交互に行われます。

レム睡眠

浅い眠りのことをいいます。犬の睡眠時間の80%はこのレム睡眠です。体は眠っていますが、大脳は目覚めています。いつ襲撃がきてもとっさに反応できるように基本はこのスタイルの睡眠です。少し触っただけでもすぐに起きますし、ちょっとの音でも反応します。

夢の影響で体が痙攣したり、手足が動いたりもします。寝言を言うのもこのレム睡眠のときです。その仕草の可愛さのあまりに起こしてしまうと、しっかりとした睡眠がとれなくなりますので我慢して温かく見守りましょう。

ノンレム睡眠

深い眠りのことです。要は爆睡という状態です。犬の睡眠時間の20%を占めているといわれています。人間とは真逆ですね。人間の睡眠は20%がレム睡眠です。

ノンレム睡眠時は大脳を含め、呼吸も穏やかになり、血圧や体温が低下し、完全に休息の状態になります。脳内で成長ホルモンが盛んに分泌されるのもこのノンレム睡眠時です。リラックスして眠れる環境が必要です。

まとめ

犬にとって安らかな睡眠、長い睡眠時間は健康維持に欠かせないものです。どのような環境が適しているかは犬種にもよりますが、狭くて薄暗いところが好きなようです。

例えばポメラニアンは薄暗い穴の中で暮らしてましたから、似たような環境を整備してあげると質の良い睡眠がとれます。
狭くて薄暗くても、通気性は優れた環境の方がより健康的に過ごせます。どちらにしても静かさは必要です。

犬は顔をあげていることが多いので首が疲れやすいです。あご乗せ用のおもちゃや枕がありますので、こちらを使用すると寝つきやすくなります。
そして何より一番は、信頼する主人が近くにいることです。立派な主人であると犬が認めていれば、外敵への警戒を緩めてぐっすり眠れます。愛犬との信頼関係をしっかり築くことが、睡眠時間にも関係してくるのです。

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